香港やさい図鑑 【ハンジャオ】

 八百屋さんで必ず見かける

ししとうのような形をした野菜たち。

「辣椒」という野菜の種類に属します。チリですね。

香港の地場の料理は辛いものはないのですが、

重慶という中国料理や四川料理などでは欠かせないお野菜です。

ししとうが大好きなわたしは、

前々からこの辣椒が気になっていました。

辛そうだけどなぁ。

ししとうも辛いのとそうじゃないのがあるし、

物は試しだ！

この日は辣椒の中でも

螺丝椒と書かれているものと

杭椒と書いてあるものが。

見た目ほとんど変わりませんが、、

違うのは大きさ！

螺丝椒は杭椒に比べて倍ほどの大きさ。

ししとうに似た味を探しているので、

今回は小さい方にしよう、そのほうが辛さも少ないかも！

と思い杭椒を購入しました。

杭椒はハンジャオという野菜で、

調べてみるといわゆる青唐辛子！

えぇーー、絶対ししとうより本気の辛さのやつ。。。

でもとにかく食べてみないことには！

ということで、ししとう風のお浸しにしてみました。

ごま油でちょっと焦げ目がつくくらいに炒めて

めんつゆと生姜を少しを混ぜたものの中に熱いうちに入れて絡めたら

バサっと鰹節を入れて和えます。

粗熱が取れるまで置いておけば

あっという間にハンジャオのおひたし完成〜

恐る恐る一口食べてみると、

お！思ったよりも辛くない！

結構ししとうだよ？！

テンションが上がりもう一つ頬張ると

かっらーーー！！！！！！

どうやら個体差があるようです。。

わたし的統計では8割辛いやつでした。高確率！

でも、食べているとクセになります。

主人もビールのアテに最高！と言いながら

結局全部食べてしまいました。

このハンジャオというお野菜、

食欲不信や風邪をひいたときにも食べられる食材だそうです。

体を温めるのに効果を発揮するフードセラピー野菜。

実際、食べた後は体がぽっかぽかでした！

小さく刻んでタレに漬け込めば、

いい辛味のアクセントになってお肉などにも合いそう。。

辛いものが好きな方はぜひ試してみてください。